テレビやラジオ、バラエティ番組で存在感を増している芸人・ヒコロヒーさん。
今やレギュラー番組を複数抱え、お笑いだけでなく、女優業や執筆活動など幅広いジャンルでマルチに活躍しています。
独特の語り口や、知性を感じさせるネタが魅力的ですが、それ以上に一度聞いたら忘れられないのが、彼女の芸名「ヒコロヒー」ではないでしょうか?
今回は、そのユニークすぎる芸名の由来について、本人の発言をもとに詳しくご紹介します!
芸名の由来は“直角”がヒント?

ヒコロヒーさんの芸名には、実は「深い意味」はないんです。
2022年に放送された関西テレビ『グータンヌーボ2』の中で、彼女自身がその由来を明かしています。
「ほんとしょうもない理由なんですけど」と前置きしつつ「小さい頃から角度ついてる文字が好きだったんですよ、90度とか」と告白。“ヒ”や“コ”といった角度のついている文字を集めてつけたのが“ヒコロヒー”という芸名だそう。
出典:クランクイン!!
つまり、「ヒ」「コ」「ロ」といった直角を含むカタカナを組み合わせ、思いつきとインスピレーションでつけたのがこの名前。
本人いわく「角度のついている文字ならなんでもよかった」とのことで、「ヒコロヒー」も特別な意味があったわけではないようです。
ユニークな発想から生まれた即興の芸名が、いまや誰もが知る名前になったのは、まさにヒコロヒーさんらしさの表れかもしれません。
名前ひとつとっても、唯一無二のセンスが光っていますよね!
本名との関係性は?

ヒコロヒーさんは本名を非公開にしています。
『グータンヌーボ2』では、本名についても触れていました。
田中から「本名非公開?」と聞かれると、「本名非公開です、ちょっと言えないです」と答えた。
出典:Smart FLASH
ネット上では「高須賀友紀」や「広瀬ひろこ」といった名前が噂されていますが、あくまで憶測に過ぎず、本人が非公開としている以上、確証のある情報とは言えません。
そのため、芸名の「ヒコロヒー」は、本名に由来しているわけではなく、完全にオリジナルな発想から生まれたものと考えてよさそうです。
本名を非公開にしている理由には、ヒコロヒーさん自身の世界観や芸風を守る意図、さらには家族やプライベートへの配慮もあるのかもしれません。
- 名前から生活感やルーツを想像されてしまうのを避けたい
- 芸人としての“ヒコロヒー像”に集中してもらいたい
- 家族やプライベートへの影響を避けたい
実際、名前というのはその人の印象を大きく左右するもの。
だからこそ「あえて伏せる」という選択は、ヒコロヒーさんの芸風や立ち位置にしっくりとハマっているように思えます。
「ヒコロヒー」という名前の持つ独特のキャラクター性を壊さないためにも、“芸名だけで勝負する”という姿勢が見えてきますよね。
芸名とキャラクターがマッチしている?

ヒコロヒーさんといえば、独特のワードセンスや飄々とした芸風が魅力ですが、そのキャラクターとこの奇抜な芸名が見事にマッチしています。
思いつきでつけたとはいえ、音の響きやリズムも良く、バラエティ番組などで呼ばれるときにも耳に残りますよね。
また、本人いわく「しょうもない理由」と言いながらも、誰とも被らない名前にしたことで、一気に個性が際立ったのも事実。
芸名もまた、ヒコロヒーさんの“表現の一部”と言えるかもしれません。
さらに近年では、芸人としての活動だけでなく、エッセイや小説、脚本の執筆でもその独自のセンスを発揮しています。
- 初のエッセイ集『きれはし』では、下積み時代の情けなくも可笑しい日々や、ブレイク後の戸惑いをユーモラスかつ鋭く綴り、読者に共感と笑いを届けている
- 小説『黙って喋って』では、恋愛におけるすれ違いや、言葉にできない感情のもどかしさを描き出し、読者の共感を集めている
- 脚本を手がけた『トーキョーカモフラージュアワー』では、本音と理性のはざまで揺れる東京の“こじらせ男女”の恋愛模様を描き、20〜30代の女性を中心に人気を博した
“ヒコロヒー”という名前が持つインパクトと、彼女の持つ鋭さ・面白さは、どの表現分野にも通じているように感じます。
芸名から滲み出るキャラクターと、多彩な才能がピタリと重なっているからこそ、唯一無二の存在感を放っているのかもしれません。
どの表現にも、ヒコロヒーさんらしい鋭さと温度が宿っているのが本当に魅力的ですね!
まとめ
ヒコロヒーさんの芸名「ヒコロヒー」は、小さい頃から「角度のついた文字が好きだった」という、ごく個人的な感覚から生まれたものでした。
- ヒ、コ、ロといった角ばった文字に惹かれ、組み合わせた即興のネーミング
- 本名とは一切関係のない、完全オリジナルの芸名
- 芸名に負けない唯一無二のキャラクターとセンス
その言葉の選び方、響き、存在感──
すべてがヒコロヒーさんらしさに満ちており、芸人としてはもちろん、エッセイ、小説、脚本など多分野で活躍する今の姿と見事に重なります。
芸名とは本来、名乗るだけの記号であるはずが、ここまで“キャラクターを象徴する存在”になっていることに驚かされますよね。
その感性の鋭さ、ユーモア、そしてブレない表現スタイル。
すべてが「ヒコロヒー」という名前に凝縮されているように感じます。
これからも、ジャンルを超えて活躍し続けるヒコロヒーさんの表現世界に注目です!
それでは、ありがとうございました!
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