ジャニーズ時代からローラースケートを武器に活躍し、今や「KEY TO LIT」のメンバーとして活躍中の猪狩蒼弥(いがり・そうや)さん。
グループでのパフォーマンスはもちろん、最近ではクイズ番組でも知的な一面を発揮し、ますます注目を集めています。
そんな多才な猪狩蒼弥さんですが、そのルーツをたどると、やはり欠かせないのが父・猪狩直樹さんの存在。
実は、猪狩蒼弥さんの父親は、ローラーゲームのプロ選手だったという異色の経歴を持つ人物なんです。
この記事では、猪狩蒼弥さんの父親にスポットを当て、その知られざる経歴や親子の関係性を深掘りしていきます!
猪狩蒼弥父・猪狩直樹さんは、伝説のローラーゲーム選手だった!

猪狩蒼弥さんの父親は、かつて「東京ボンバーズ」というプロのローラーゲームチームに所属していた猪狩直樹さん。
猪狩蒼弥さんのプロフィールにも、父親が「東京ボンバーズ」に所属と紹介されています。
ローラーゲームチーム「東京ボンバーズ」に所属する父親の影響で小学4年生の頃からローラースケートを始め
出典:cyzo woman
東京ボンバーズ pic.twitter.com/6xUaffMIXT
— クラシック音楽とスピリチュアル三昧のToshi🎻🎶🌌 (@TS_CELLO) July 5, 2024
そもそもローラーゲームって?
ローラースケートを履いてスピードやパワー、戦略を競うスポーツです。
“アメリカ発祥のエンタメ系スポーツ”とも言われており、当時の日本ではショー的な要素も含まれ、スリリングで派手な試合展開が人気を集めました。
1970〜80年代に人気を誇った東京ボンバーズは、スピードとアクロバットが魅力のエンタメ性あふれるスポーツチームで、若者を中心に絶大な人気を集め、当時はテレビでも取り上げられるほどの人気を誇っていました。
そんな東京ボンバーズのキャプテンとして活躍していたのが、猪狩直樹さん。
実際に、ローラーゲーム関係のブログ内で、2002年9月20日「キャプテン・猪狩直樹に第2子誕生!」という記事が掲載されており、それがまさに猪狩蒼弥さんの誕生日と一致するんです!
★ニュース速報!★
出典: ローラーゲーム・インラインスケート
東京ボンバーズのキャプテン86:猪狩直樹選手に第2子誕生!
2002年9月20日、3764gの男の子。
おめでとうございます!
また、東京ボンバーズの代表・小泉博さんのブログにも、2009年〜2012年ごろの活動を通じて、若き日の猪狩直樹さんがキャプテンとして頻繁に登場。

1975年にテレビ放送は打ち切りとなり、一時は「消えたチーム」とも呼ばれた東京ボンバーズ。
ですがその後、元選手や関係者の熱意によって2000年代に活動が復活し、猪狩直樹さんはその「復活ボンバーズ」のキャプテンとして新たな世代にローラーゲームの魅力を届けていたのです。
このような父の経歴とスケートへの情熱が、のちに猪狩蒼弥さんのローラースケートスキルの礎となり、芸能界への道を切り拓く原点になったのは間違いありません。
親子二代で“ローラースケートの世界”に関わっているなんて、とても感慨深いですよね。
現在は建設業の社長に!猪狩建設工業で地域に貢献

現在、猪狩直樹さんは、東京都足立区にある「有限会社猪狩建設工業」の代表として活動されています。
会社は1987年(昭和62年)4月27日創業で、主に地盤改良工事などを手がける地域密着型の建設会社。
東京都知事の建設業許可も取得しており、30年以上にわたって地域社会に貢献しています。

一方で、2000年代から2010年代にかけては、東京ボンバーズのキャプテンとして精力的に活動していました。
競技引退後に経営者へと転じたのか、それとも並行して活動していたのかは明らかではありませんが、ローラーゲームはメジャー競技とは異なり、“情熱”によって支えられていた面が強いスポーツ。
そのため、本業として建設業を営みながら、競技活動を続けていた可能性も十分に考えられます。
いずれにせよ、スポーツの世界と建設業という異なるフィールドで、それぞれの現場をリードしてきた存在であることは間違いありません。
どんなフィールドでもリーダーとして牽引していける方なんだと実感しますね。
猪狩蒼弥が語る父の姿は「厳しくも尊敬できる存在」

猪狩蒼弥さんは、インタビューなどで父・直樹さんとの関係についてたびたび言及しています。
とくに印象的なのが、こちらのコメント。
父は怖いし厳しいけど、程よく父親だし、程よく自分の人生を楽しんでる人。父親として尊敬しているから、敬愛した上で気を使って接していて、いい距離感なんです。
出典:mini web
この言葉からは、猪狩蒼弥さんが父親に強いリスペクトを持って接していることがよくわかりますよね。
また、ローラースケートを始めたのも、小学4年生のときに父が指導してくれたことがきっかけ。
東京ボンバーズの小泉博さんのブログにも、「アイドルキッズ猪狩キャプテン2世!」と紹介されていて、当時から一緒に練習していたことが分かりますね。

さらにその練習場で、ジャニー喜多川さんに声をかけられたことで芸能界入りを果たすという、まさに父が人生の分岐点をつくってくれた存在でもあります。
ローラースケート場で練習をしていたところ、見学に来ていた故・ジャニー喜多川氏に声をかけられ、“スカウト”という形で、13年6月にジャニーズ事務所へ入所。
出典:cyzo woman
言葉遣いや礼儀など、日常的な部分でも両親から多くを学んだと語る猪狩蒼弥さん。
言葉遣いとかちゃんとするようお母さんに言われていたし、目上の人とのつき合い方は父に学びました。
出典:mini web
テレビでの印象では、金髪でやんちゃな雰囲気もある猪狩蒼弥さんですが、実は目上の人への礼儀や言葉遣いには、しっかりとした家庭教育の影響がにじんでいると感じさせられます。
そんなところも、ファンに愛される理由のひとつかもしれませんね。
まとめ
猪狩蒼弥さんの父・猪狩直樹さんは、スポーツマンとしても、ビジネスマンとしても一流の人物です。
- 伝説のローラーゲームチーム「東京ボンバーズ」の元キャプテン
- 現在は「有限会社猪狩建設工業」の社長として活躍
- 息子・蒼弥さんに礼儀や姿勢を伝える“厳しくも尊敬される父親”
そんな父の背中を見て育った猪狩蒼弥さんが、ローラースケートを武器に輝くグループで活躍し、今も第一線で注目されているのは、ある意味必然だったのかもしれません。
新グループ「KEY TO LIT」として再出発した今――
これからも、偉大な父の生き方を胸に、自分らしい道をまっすぐ進んでいってほしいですね!
それでは、ありがとうございました!
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