テレビで見かけるたびに、場の空気をパッと明るくしてくれる村重杏奈さん。
元HKT48の人気メンバーで、いまやバラエティ番組に引っ張りだこの存在ですよね。
でもその明るさの裏側には、家族、そしてとくに「お父さん」のすごすぎるサポートがあったって知っていますか?
実は、村重杏奈さんの父親はテレビ番組やSNSにも登場し、そのユニークなキャラクターと家族の仲の良さがたびたび話題になっているんです。
今回は、村重杏奈さんの父親にフォーカスして、その職業やエピソードを深掘りしてみました!
村重杏奈の父の職業は米軍基地勤務

村重杏奈さんの父親・村重公亮さん(むらしげ ひろあき/53歳)。
SNSやバラエティ番組で“キャラ濃いめのお父さん”として度々登場していますが、実は本業はとっても真面目で責任重大なお仕事なんです。
その仕事は、山口県岩国市にある米軍基地で働く給油担当者。
具体的には、戦闘機への給油作業などに従事していて、朝8時から夕方までフルタイムで勤務していたとのこと。
ゴリゴリパパのお仕事は地元・岩国の米軍基地で約10年間、戦闘機の給油担当。
出典:日テレ
この業務は、ただ燃料を入れるだけではありません。
高い安全意識や緊急時の対応力、そして正確さ・スピードが求められる、まさに現場の“プロフェッショナル”な仕事。
長く同じ現場で働き続けているというだけでも、父親の信頼とスキルの高さがうかがえますよね。
終わらない労働…夜は線路工事の資材運び&単発バイトまで!

でも、これだけじゃ終わらないのが村重杏奈さんの父親。
なんと、米軍基地での勤務が終わったあと、夜は線路工事の資材運搬の仕事をしていたんです。
つまり、昼は戦闘機、夜は鉄道。
文字通り、昼夜働き詰めの生活を10年以上掛け持ちしていたそうです。
さらにさらに、週末や隙間時間には、単発のアルバイトもしていたとのこと。
朝8時から夕方くらいまで働いた後、夜は線路工事に使用する資材運搬の仕事。この二つがメインで、もう一つは日にちが空いた時に単発で何か仕事をしていたのかな。
出典:文春オンライン
福岡での一人暮らしが始まった当時は、週末になると家族が様子を見に来てくれていて、片道5時間以上もかけて車で山口から通っていたそうです。
村重一家は、福岡で一人暮らしの長女・杏奈さんに会うため、毎週末家族で福岡へ。
出典:日テレ
ここでも節約の為、高速を使わず5時間以上、車移動。
しかも、父親の“献身”はそれだけにとどまりません。
なんと、村重杏奈さんの妹たちのレッスンの送迎もしていたんです。
二女と三女は福岡にある九州ワタナベのレッスンへ。
出典:日テレ
レッスン日は車で往復10時間以上かかるため、パパの一日はほぼ移動でつぶれてしまいます。
娘3人の夢を叶えるために、昼は米軍基地、夜は線路工事、そして空いた時間にアルバイトをしながら、週末は送迎…。
自分の時間なんてきっとなかったはずなのに、どこまでも「家族のため」に動き続けるその姿勢に、ただただ頭が下がります。
休む時間よりも娘の夢を優先

村重杏奈さんの父親が、そこまで仕事を頑張っていた理由――
それは、娘たちの夢を叶えるためでした。
私の衣装代やレッスン代に加え、妹たちのレッスン代、さらに妹たちは私立の高校に進学したいということで、パパは仕事を3つ掛け持ちしていました。
出典:文春オンライン
実際、村重杏奈さんがアイドル活動をしていた当時は、衣装代、レッスン代、オーディション費、美容代、そして妹たちの進学費用まで、家族にかかる経済的な負担はかなり大きかったそうです。
それでも、父親は一言も文句を言わず、「自分の休息」よりも「娘たちの夢」を優先して、毎日たった3時間の睡眠で働き続けていたのだとか。
毎日3時間の睡眠で複数の仕事を掛け持ち。自分を犠牲にして家族の生活を支え続けた。
出典:スポニチ
そんな生活が続く中、今度は母親も働きに出るように。
家族みんなで支え合いながら、なんとか夢を追い続ける体制が作られていきました。
そして、村重杏奈さん自身も、次第に申し訳なさと恩返ししたい気持ちが強くなっていったといいます。
自分でも、どうしたら親の負担を減らせるんだろうって思ったし、でも、正直アイドルとして売れることは難しいだろうって感じながら、まだ諦めきれない気持ちもあって。
出典:文春オンライン
夢を追いたいけれど、親にこれ以上負担をかけたくない――。
そんな葛藤を抱えながらも、村重杏奈さんは努力を続けました。
そして今では、父親も少しずつ仕事をセーブし、「無理してない?」「ちゃんと寝てるか?」と連絡をくれるなど、“働く”から“見守る”へと、支え方が少しずつ変わってきているそうです。
娘の一番のファンであり、誰よりも味方。
その姿勢は、今も変わらず続いているんですね。
まとめ
村重杏奈さんの父親・村重公亮さんは、3つの仕事を掛け持ちしていました。
- 米軍基地での給油業務
- 夜は線路工事の資材運搬
- 空いた時間に単発のアルバイト
その背景には、娘・杏奈さんのアイドル活動や妹たちの進学など、家族の夢を叶えるために必要な費用をなんとか捻出しようという深い家族愛があったのです。
睡眠は1日3時間。
自分の時間を削ってでも、家族を支え続けてきたその姿は、まさに“縁の下の力持ち”。
現在では、“見守る父”へと支援の形が変わりましたが、その根底にあるのは、今も昔も変わらない「娘たちの幸せを願う気持ち」。
村重杏奈さんの明るさの裏には、そんな家族の深い支えがあったことを思うと、テレビでの笑顔にもより一層、説得力と温かみを感じますよね。
これからも、村重杏奈さんのさらなる活躍を、温かく見守っていきたいですね!
それでは、ありがとうございました!
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